短編

ほん怖

霊の呼び方

私はパソコンの得意な霊能者です。 霊の呼び方を教えましょう。深夜3時前後に、部屋を暗くしてロウソクを立て、霊よ来てくださいと言いましょう。7日間続けてください。
ほん怖

掴まれた

従兄弟の話。 父親を病院に車で連れて行き、自分(従兄弟ね)は車で待っていた。 煙草をくわえながら待っていたが、だんだん眠くなりコックリコックリしているうちに 寝てしまった。
じわ怖

厳格な祖父

私の祖父は厳格な人で、子供のころはすごく怖い存在でした。 だから、誉められたことはすごく鮮明に覚えているんです。 でも、よく考えたら祖父は自分が生まれる前に死んでいるんですよ。 どうしてですか?
ほん怖

まだ会ってない

4年ほど前でした。 祖母が危篤との知らせを受けて、親戚が集まりました。 田舎の小さな病院なので、大人数いても居場所に困るため、祖父と伯母を病院に残して祖父母の家に待機することになりました。
じわ怖

子供が

家内の職場の同僚の女性が、3歳の子供と一緒にお風呂に入っていた時の話。 子供がお湯で遊んでいたので、同僚が 「○○、そうやってお湯で遊んでたらダメよ。ほらユーレイが見ているよ」と風呂場の 隅を指差して言った。 すると、その子が別の所を見て、「ほんとだ~」と言ったそうだ。
沖縄県の怖い話

海軍壕

オレの家は旧日本海軍の大田中将が太平洋戦争の末期に自決したことで知られる通称海軍壕と呼ばれる小高い丘からわずか150mしか離れていない所にある。 しかもこの一帯は沖縄戦の中でもかなりの激戦区だったところ。
ほん怖

足を引っ張る赤ん坊

怖いかどうかわからないけど、前の彼女が体験したらしい話。 彼女の名前はOにしときます。 Oが小学2年の時に肺炎になったらしく、入院することになりました。
ほん怖

達磨

友人の知人が先月中国に行ったときに、森の中で迷子になりかけた。 そのときにどこか休憩できるところはないのかと探したところ、ふと「達屋」なる建物を見つけたそうです。入り口には誰もいないので、真っ赤な壁に黒い天井の長い通路を進んでいったら日本人と思われる達磨が・・・
埼玉県の怖い話

埼玉県の某病院

私は以前埼玉県内の某病院に勤めていました。 私のいた病棟は「出る」場所がいくつかありました。 そのひとつに集中治療室があるんですけど、私は3回ほど体験しました。