京都の怖い話

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幽体離脱を体験

幽体離脱の話を読んでいくうちに、 割合多くの人が擬似的幽体離脱を経験している、 ということを知りました。 私が判断する擬似と本物の違いの基準は、 離脱時に見える風景と実際の風景が微妙に違う、と言う点です。
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似ている

大学の体育講義で初めて会った、1コ上の他学部の娘。 一目見た時から、なにか心惹かれるところがあって、 むこうもすぐに打ち解けて、友達になりました。
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あらあら

中学生のとき修学旅行で京都に行ったんだけど、 班行動の最中にいきなり他人に取り囲まれたことがある。 どこかの寺の境内だった。 次のバスとか確認してたら、10人以上の観光客が俺たちを包囲して、 こっちを凝視しながらみんなで「あらあらあら」って言ってた。 子供も老人も外人もいたし、買い物中のはすの班員の姿もあった。 そいつらが無表情でだらしなく口を開けて「あらあら」言ってた。 その集団の中の誰かが「おとなーめの時間だ」と言ったら、 全員我に返ったように散っていった。 班員は「あらあら」言ってたことを覚えていないらしくて、 「普通に土産物屋から出て(俺たちと)合流した」 と言っていた。 でも、俺も他の班員も、そいつが「あらあら」に混じってたことを確かに覚えてる。
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コンビニのコピー

コンビニコピーの話。先客が終わり、自分のをコピーしようとフタを開けたら忘れ物が。忘れた先客はまだレジにいたので、忘れ物が見えるよう頭の上にかかげて、「そこのレジから3番目の方ー、忘れ物ですよー」と叫んだ。レジにいた全員がギョッとした顔で、私...
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1コ上の他学部の娘

大学の体育講義で初めて会った、1コ上の他学部の娘。一目見た時から、なにか心惹かれるところがあって、むこうもすぐに打ち解けて、友達になりました。じきに、彼女がある人に似ている事に気付きました。外見は全く違うのですが、仕種や趣味、口癖などが、中...
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帝国大学の考古学研究室

戦中、ある帝国大学の考古学研究室には、ヤマトに逆らい滅ぼされた古代人の棺が展示されていた。戦況が悪化すると、この帝国大学からも多くの学生が出陣することになった。明日に出陣となったこの研究室の学生たちが、最期の別れを惜しんでこの研究室に泊まり...
京都の怖い話

寒い夜の帰り道

真冬の晴れたとても寒い夜の帰り道。住宅街なのと、積もった雪のせいで(雪は音を吸収します)自分が雪を踏みしめる音以外は物音ひとつしない中、「キラッ」という音が頭上から聞こえた。はっとして夜空を見上げると、ちょうど流れ星が流れた。あれは流れ星の...
東京都の怖い話

呪いの生き人形

稲川淳二氏が、TV等の心霊特集に欠かせない存在になった切欠の心霊体験談がこれです。この話は稲川淳二氏自身ももちろん、TV、雑誌、漫画等も今だに敬遠しています。それはなぜか…祟りがあると噂されているからです。いや、正しく言えば、今だに関係した...
東京都の怖い話

腕枕

10年近く前、俺は出張で京都に行った。その日は1日中スケジュールが詰まっていて、ホテルにチェックインしたのは、夜の10時を回っていた。いつもの出張なら、これから夜の街に繰り出すのだが、朝早く東京を出たこともあって疲れていた俺は、弁当とビール...