深夜の赤ちゃん
これ、2日前のことですけど、だれかその後のことを知ってません?霊とかじゃないけど。 僕は京都の某大学の研究生なんですね。 それで帰るのとか結構遅くなって、夜の1時ごろに学校を出ました。 僕は実家に住んでて、そこは京都でも下町というか、昔からある住宅地で、
眠れないおばさん
5年程前、帰省のため、福岡行きの新幹線に乗っていた。 その客車は、かなり空いていた。 新横浜で、一人のおばさんが乗り込み、通路向こうの席に 座った。
京都行き新快速での不思議な出来事
京都までJR湖西線新快速に乗ったその日は、うまく座席が空いていて出発してまもなくうとうとしだした。 ずっと目をつぶっていたがアナウンスからして大津駅にさしかかった頃、両膝に何かがのしかかった。 大きさとそのちからからして丁度こどもが手で体重をかけたのと同じなので電車が混んで来て子供が自分の股の間にはいったようになったのかとじゃけんに膝を動かさずにしばらくそのままにしていた。
牛ヶ首
N県S村に牛ヶ首という場所があります。 私の祖母がその近郷出身です。小学生の頃に、その祖母から聞いた、牛ヶ首近辺であった昔々の話です。
稲荷さんのお嫁さん
高校生のころ、卒業旅行で京都に行った。 その当時、 某お稲荷さんのお嫁さんになる漫画が好きだった私は、 「私もお稲荷さんの嫁になりたい!」
棺の主
戦中、ある帝国大学の考古学研究室には、 ヤマトに逆らい滅ぼされた古代人の棺が展示されていた。 戦況が悪化すると、 この帝国大学からも多くの学生が出陣することになった。 明日に出陣となったこの研究室の学生たちが、 最期の別れを惜しんでこの研究室に泊まりこんだ。
幽霊画
就職して4年目の春、 日帰りで京都に出張に出された。 1人出張も初めてなら、京都も初めて。 緊張しながらも予定よりかなり早く仕事が終わり、 京都駅に向かおうとタクシーを拾うと、 中年の運転手が 「ちょうと通り道だから、 ○○寺を見てったらどうですか」 と誘う。 寺には興味なかったが、
従弟と旅行
冬の終わりに、オヤジの弟の息子、 つまり従弟と旅行に行った。 母方は何かと言うと人寄せやら親族旅行をやるが、 父方のいとこで俺と親交が深いのはこいつくらい。 神社が好きらしくて、 一人でふらっと京都辺りに行っては写真を撮って来る。 そんな趣味でも、 変な現象にも遭わなければ心霊写真も撮った事がない。 辺は
ポケベル
昔付き合っていた彼氏の話。 当時高校生だった私は、 思春期にありがちな『情緒不安定』で、 夜中に一人で泣く事が多かった。 当時はまだ携帯なんて高嶺の花で、 ポケベルしかなかったんだけど、 夜中泣いてると、必ず『アイタイ』と彼氏からメッセージが。