じわ怖

東京都の怖い話

田中河内介の最期

大正時代の始め頃、東京の京橋に「画博堂」という書画屋があって、そこの3階には同好の志が集まって持ち寄った怪談話をかわるがわる話し合うということがよく行われていた。 ある日、その画博堂に見なれない男がやってきて、自分にも話をさせてくれと言う。...
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寮のベッド

これは学校にまつわるっていうか俺の体験談なんだけど。うちの学校(とはいっても十数年くらい前の卒業生なんだが)は半寮制の学校で学校から遠い人は学校の近くの寮に入るっていうシステムだった。ちなみに中高一貫教育で 大体中1~中2、中3~高1、高2...
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門の前の女の子

私は職業柄、深夜遅くまで自宅で作業している事が多い。そんなある日の深夜、ふと窓に何かがぶつかる音がした。夏だったら私の自宅は田舎なので、カナブンか何かだろうと思うが、その時の季節は冬だ。不審に思った私は部屋の換気もかねて、窓を開けて外を見て...
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有名な心霊スポット

ある有名な心霊スポットへ、友達と二人、深夜に車で行ってみたんですって。トンネルを抜けると、そこが有名な心霊スポット。と、そこに目の前にふっと女の人の白い影が。あ!と思って、慌ててブレーキを踏んで、降りてみたところ、そこに人影はなく、目の前は...
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着物姿の女の子

兄の中学生の時の友人の話です。当時は校内暴力が全盛の時で、彼もバリバリのツッパリでした。ある夜、突然目が覚めたそうです。よくある話だし、なんかやだなーと思ったそうですが、季節は冬で寒かったので、そのまま寝ちゃおうと目をつぶりベッドのなかで何...
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死んだ先輩

十年くらい前、友達だった先輩が自動車事故で死んだんだけどそれから一週間くらいした夜中の1時頃3才年上の姉キの部屋から話し声がしたんだよ。(その頃は実家に同居だった)テレビでも見てんのかと思ってその時は気にしなかったんだけど次の日、オレが仕事...
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知り合いのおじさんの家

今から10年位前、県外の知り合いのおじさんの家に泊まりに行ったときの話しです。家は一戸建ての平屋、そこにおじさんは一人で住んでいました。泊まりに行った時、おじさんは仕事に出ていて、僕は家で一人で待つ事になりました。僕は眠気に襲われ、仏間の隣...
神奈川県の怖い話

サーフィン

高校生の時の夏休み、友達が免許を取ったというので遊びにいこうと電話があった。時間は午前三時。むし暑い事もあって、サーフィンをやりに神奈川の海岸へ。海についた時刻が、午前四時。けっこう人もいる。友達は仮眠中。「俺も仮眠しようかな?」って思った...
じわ怖

裏通り

僕は会社で経理を担当しています。この時期は一年のうちでも最も忙しい時期で、毎日終電になってしまいます。最寄の駅は山手線の五反田なのですが、ここはみなさんご存知のこととは思いますが、飲み屋街や歓楽街もあり、深夜までにぎわっています。終電で帰っ...