ほん怖

ママチャリに乗る爺さん

前に夕方川原ですれ違ったママチャリ乗ってた爺ちゃん、かごに「早く殺して下さい」って三回、毛筆かなんかででっかく書いた白い紙入れてた。
ほん怖

ザキ

実話です。小学生の時、友達の先輩に、ザキを使える人がいたらしいです。 本人も怖くて封印しているそうなんですが、その友達が、夕方、先輩の家に遊びに行ったとき、その先輩のクラスの副担任が嫌なヤツで、「こいつ死んでもいいよなぁ。ザキ!」と先輩がクラス写真を指さして念じたらしいんです。
ほん怖

小学生くらいの男の子

10年くらい前に知り合いが教えてくれた話です。 ある大学生がいて、自宅の自室で勉強していたそうなんです。 だけど、なにやら背後に視線を感じる。 どうしても気になり、ふと振り返ると、背後の側面にある本棚と本棚の隙間から、小学六年くらいの男の子がジッと大学生を見つめていました。
ほん怖

法医学の本にあった話

法医学の本でみつけた話。 戦後しばらくのころ、男に捨てられた小唄の師匠が真冬に鉄道自殺した。 ところが、首から上がスパッと切れて胴は現場に残っていたが、頭の部分がどうしてもみつからなかった。 その日は捜索はうち切られた。 翌朝、凍り付いた川面の下に、生首が沈んでいて氷ごしに顔が透けてみえたそうだ。 それが、ぞっとするほどの美形だったと遺体を検分した法医学の先生が書いていた。 ホトケは評判の美人だったから、顔は傷つけたくなかったのかもしれん。 妄執だね。
じわ怖

3台のバイク

断っておきますが、実話です。 私、山超えのバイクツーリングをしていた時に、3台のバイクが私を追い抜いて行きました。 すると3台目の後ろの席に、白い寝巻きを着たおじいさんが立っているではないですか! びっくりしました。 サーカスなら分かるのですが、ツーリングしてるのに、常識的に考えて、ありえません。次の曲がり角でどーんと音がして谷に落ちて大惨事でした。あのときの老人は一体・・・。
じわ怖

シーソー

私が子供の頃、体験した話しです。 近所の公園にシーソーがありました。 ごく普通のシーソーで、右に下がったり左に下がったりちゃんと動いていました。 ところが、ある日、近所の少し頭の変な子供が野良猫を捕まえてきてシーソーの下におき、思いっきりシーソーを下げて、ぐしゃぐしゃに殺してしまったのです。
じわ怖

死を予測して

これは昔、地方の紹介をする番組で放送された。 それは祭りとか風習とかで毎週一つの土地をクローズアップして紹介する番組だったのだけど、一度ある雪深い地方が紹介された時、「冬の間に死人が出そうな家は、雪でお墓が埋まって場所がわからなく なる可能性があるので、雪が降る前にお墓に長い物干し竿のような竹を立てておく」というのを紹介していました。
洒落怖

ある地方の風習

小学生の頃、雑誌で読んだのですが、いまだに怖くて覚えている話です。 日本のどこかの地方の話。 そこでは、男性が結婚せずに若くして死んでしまった時、棺の中に名前をつけた花嫁人形を一緒に入れて、あの世で幸せな結婚生活を送れるようにと一緒に燃やすらしいのですね。
東京都の怖い話

列車事故のあった鉄橋

10年以上前、鳥取から東京への修学旅行の帰り、山陰本線(?)だかの寝台列車で。 夜中、日本一高いっていう鉄橋を通りました。その2~3年前に強風で列車が脱線、下に落ちて何人か亡くなった場所です。