ほん怖全話

ザキ

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実話です。小学生の時、友達の先輩に、ザキを使える人がいたらしいです。


本人も怖くて封印しているそうなんですが、その友達が、夕方、先輩の家に遊びに行ったとき、その先輩のクラスの副担任が嫌なヤツで、「こいつ死んでもいいよなぁ。ザキ!」と先輩がクラス写真を指さして念じたらしいんです。

翌日、学校へ行くと、いきなり体育館で全校集会があり、その先生が、昨晩首を吊って死んだ、と。嫌な偶然だなぁと思いつつ、軽い気持ちでその先生が亡くなった時間を聞くと、やっぱり7時半頃で、ちょうどドラゴンボール見終わった頃、まさに念じてた時間だったそうです。

その夜、また先輩の家に行って、「さすがにやばいよねぇ」と昨日の写真を見たら、その写真が変なふうになっていて、その死んだ人の顔が、昨日はなんともなかったのが、すごい苦しそうな顔になってた。

で二人ともびびって、その写真は速攻ガスコンロで燃やしてしまったんだって。

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