恐怖漫画家の超巨匠が何かのインタビューで語っていた(ように記憶している)話。
彼の家は非常に変わった作りになっている。屈折した廊下や歪な天井。
加えて壁から屋根から様々な蛍光色でサイケに塗りたくられている。
インタビュアーがその理由について問うと、巨匠はこう言った。
「以前は普通の家だったんです。ところがある夜中に知らない女の人がやってきて、いきなり私にこう言ったんです。」
「もう私の事を書くのやめてください」
「そう言って長い髪の毛あげたらね、目がひとつしかなくて。恐くてねえ。で、家だけでも派手にすれば恐くないだろうと思って」
淡々と微笑で語る巨匠の方が恐かったのを覚えている。
がいしゅつだったらスマン。
コメント