おもしろそうなので私の「洒落にならんかった」怖い話を書いてみます。
私が小学五年生のころ、スペースワールドという遊園地に一週間ほど滞在する
ツアーみたいのに、従兄弟と2人で参加したときのことです。
一日目、楽しい体験をたくさんしてホテルに帰り、従兄弟と一緒に
「明日はどんなことするんだろうね?」とか話してました。確か夜8時ごろだったと思います。
突然、自分と同い年ぐらいの女の子の声が、「ねえねえ、」と話しかけてきました。
ちょっとびっくりしましたが、すぐ隣の部屋から聞こえてくることがわかり、
その子と一時間ぐらい、たわいない雑談をしました。
・・・ここまでくればわかるとお思いですが、次の日その部屋をのぞこうと隣にいってみると、
そこに部屋はありませんでした。
私の部屋の隣は、階段になっていて、わたしの部屋の壁とおぼしき所は、
とても人が話せる位置にはありませんでした。
あのときは不思議におもっただけでしたが、今になるとぞっとします。
昨日の雑談のとき、彼女が言った言葉・・・・
「ねえ、こっちの部屋にこない?」
あの時、「もう寝る時間だしいいよ」といってなかったら・・・
かなりヘタレな文章になりましたが、実話です。
ちなみに、部屋に泊まる際に言われたのですが、以前ツアー中に部屋でふざけていて、
ベッドから転落し首の骨をおって亡くなられた人がいたそうです。
確認して見た所、その子は小学五年ぐらいの女の子で、
私の泊まった部屋で亡くなられたそうです・・・。
その日を過ぎると、その女の子の声は聞こえなくなりました。
それでまぁ、少々気になりながらも残りの日を過ごし、いよいよ最終日となった訳です。
この日は最終日でおわかれ、ということで全員で集合写真をとることになったんです。
・・わたしの肩に手がくっきりとうつっていました。周りの人の姿勢をみても、
いたずらでやられたようには見えませんでした。第一、私は列の一番左にいたのに、
左肩に手が置いて置いてあったのです。
恐らく彼女はさびしくて私についてきたのでしょうね。
あれ以来別に何も怪奇現象が起こっていないので、悪い霊じゃないのだと思いたいです。
ただ、彼女の冥福をお祈りしたいです。
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