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東京都の怖い話

カミオロシの夜

私には幼い頃からどうしても忘れられないある風景があります。戦時中のような裸電球がともる部屋の中で、私は何か茶色の扉のような物を見つめている、外には誰かが居るらしく、開けようと近づくと一人の男が現れる、彼のきている縞模様の服の色だけが鮮明に眼...
じわ怖

病院まで

あるタクシー運転手が○○○(地名)を通りかかると3人の若い女の子達が手をあげて立っていた。「お客さん」だ、とすぐに車を寄せ、女の子達を乗せたそうです。どちらまで、と聞くと女の子の内の一人がお腹が痛いと言っているので、近くの病院まで連れってい...
じわ怖

アメリカの都市伝説

アメリカに留学していたとき、学校で一時広まった都市伝説系の噂話です。ちょうど一週間前の土曜日のことなんだ。親父が勤めている会社のバーベキュー・パーティがあって、あまり行きたくなかったんだけど、ほら、この町に住んでるいじょう、やっぱり、パワー...
洒落怖

長い髪の女

長い髪の女母と娘が旅行に行った。娘はもうすぐ嫁ぐ身、最後の母子水入らず。ありきたりの温泉宿で、特徴は海に面している・・・それだけ。部屋に通されるとやる事がない。駅から続く温泉街の土産物屋はだいたい覗いて来たし、夕食までにはまだ時間があった。...
洒落怖

相談の手紙

私の知人から聞いた話です。知人の叔母さんはいわゆる霊感の強い人で、他人の霊的な相談に乗ったりしており、遠方から手紙で相談を持ちかけられるような人でした。そんな叔母さんのもとに昔届いた手紙の内容として知人が語ってくれた話です。手紙の主は女学生...
洒落怖

復縁

僕には、昔からの女友達がいます。今でも、年に1~2回会っては、その子とは彼氏の話しとかする仲です。数年間つきあっていた彼氏と別れた後、1年ぐらいしてよりが戻ってすぐに、また別れたいきさつについて、先日彼女に聞いたときの話です。「1回目に別れ...
ほん怖

だれ?

子供が1才の頃だったろうか。壁に向かってバナナを「どーじょ(どうぞ)」ってやってた。3才のころは、「父さんのお布団で寝てた眼鏡してるおばあちゃんと、ジム(室内用ジャングルジム)のところにいるおじいちゃん、だれ?」と聞かれた。前日お墓参りに行...
洒落怖

スタジオ

5~6年前の初夏の頃の事です。駆け出しのアレンジャーがいました。仮に名前をAとします。Aはその日、都内の某スタジオでレコーディングをしていました。そのスタジオは1階がロビー、受付、守衛室、駐車場。2階はA~Cスタジオという風に3つのブースに...
ほん怖

スペースワールド

おもしろそうなので私の「洒落にならんかった」怖い話を書いてみます。私が小学五年生のころ、スペースワールドという遊園地に一週間ほど滞在するツアーみたいのに、従兄弟と2人で参加したときのことです。一日目、楽しい体験をたくさんしてホテルに帰り、従...