短編

じわ怖

奥の部屋

子どもの頃、僕は2階建ての借家にすんでいた。 母親も仕事をしていたので、学校から帰っても自分一人のことが多かった。 ある日、夕方遅く学校から帰ってくると、家の中が暗い
大阪の怖い話

靴音

昔勤めていた会社での話。 そこは同系列の別会社と一緒に大きな部屋を借りて二つに仕切り、 それぞれの社員がドアで出入りできるようにしてあった。仕切りは どちらの会社の人も通れるように1m程の隙間が二箇所ほど空けて有り、
ほん怖

バンジー

高校のころ友達Mから聞いた話です。  Mの兄は大学の友人2人と南国(国忘れた)に卒業旅行に行ったそうです。 で、観光してるときにバンジ-ジャンプがあったので3人はやってみることにしました。 Mの兄と一人はすぐ飛んだのですが、もう一人がなかなか飛びません。
ほん怖

テントの中で

キャンプ好きだった担任に聞いた話です。 学生の時、友だちと二人で山へキャンプに行ったそうです。 夜になり、テントの中でその友だちと怖い話を始めました。
ほん怖

土蔵の中

俺が中学二年のときの話。 体育祭の日の朝、体操着を着て弁当の入った袋を提げて、きげんよく通学路を学校へ向かっていた。 途中に、住宅街には似つかわしくない白壁の土蔵が一軒建ってる。 入口は、道路がわからは見えない中庭に面していて、白壁のずっと上のほうに明かり取りの小さな窓が一つあるだけ。
ほん怖

胸の方の手

俺が昔体験した嫌な話。 俺が3~5歳くらいの時、母親の田舎の九州へ里帰りしていた。 夏休みで、地元の小学生が町内会の行事みたいな感じで海に行くってんで、一緒に行ったの。 ガキんちょの頃だから、そこそこ仲良く遊んでいた。
ほん怖

顔って

昔オレが池袋でバイト(ラブホテルにタオルの配達)していた時のこと。 時間は早朝だった。配達左記の性質上、ちょっといかがわし~かんじの町並みを通っていくのだが、朝になると路上のゴミが酷いので、大通りに車を止めて、歩いて配達をしていた。
ほん怖

昔テレビで見た

だいぶ昔にテレビで見たのですが・・・ 国内のどこかの地域ですごい噴火があって、観測所(?ちょっとこのへん不確か) のあたりに溶岩がバンバン流れているのを、遠くからテレビカメラで写しているんだけれども, そこになぜか歩いている人影が写っていたというやつ。
洒落怖

百物語

ある夏、暑さゆえに百物語をしようというはなしになった。 友人たち数人で1人何話ずつかで語り始めた。その時全員の話を記録しておこうと、百物語を一部始終テープで録音していた。