短編

洒落怖

隠された子供

高校のとき、保体の授業で奇形の話になった。その教師が大学のとき下宿していたところの大家さんには、子どもがいないはずだった。しかしある日先生が偶然目撃した真っ白な女の子。なんと大家さんは地下室で、人目につかないようにその白子の子どもを密かに育...
洒落怖

ボール

友人の話小学6年のとき、川に浮かんでたボールを取ろうとしたら男の頭だった。
じわ怖

顔を擦り付ける人

幼き日の話なんだが。まだぼろっちい木造の家に住んでた時、うちの玄関の扉の横のすりガラスに、よく顔を付けてる人がいた。 恐かったのは、家人にそれを訴えてもとりあってくれなかったことだ。
じわ怖

川越

落ちの無い思い出話。昭和45年、小学5年の頃、ある呪いの方法が少年誌に書いてあった。犬を首輪でつないで、その口が届かぬところに餌をおき、そのままにしておく。犬は空腹感のあまり餌を食らおうとするが、届かずもがき苦しむ。まさに飢えて狂い死のうと...
ほん怖

ヒステリー

小学生のとき、学年の中で浮いている女の子がいた。ちょっと変わった子で、すぐヒステリーを起こしてキーキー言ってた。そのせいか皆、いじめることもせず遠巻きに見ていた。ある時その子の隣の席になった。普段は別に普通だし、ニコニコして話したりもするの...
ほん怖

鉛筆

鉛筆で思い出したプチネタ。小学校の時の休み時間に、「二人羽織りで絵を描こう」みたいなのが流行った。俺が前で、友達が鉛筆を持って後ろから絵を描くっていうスタイルでその「二人羽織りでお絵描き」をやっていると、なんだか突然後ろの友達が暴れ出した。...
ほん怖

人形ばあさん

小学生の頃のお話。W県です。通学路の途中にいつも西洋人形を抱いているおばあさんがいました。そして、通りかかる小学生に『ウチに寄っていき~』等、話しかけるのでかなり有名でした。子供同士のウワサでは「家にあがると殺される」だの色々な噂が飛び交っ...
千葉県の怖い話

神社にご挨拶

私は、初詣は必ず地元の氏神、という家庭に育ったせいか、地元の神社=近所の世話役のオジサン・オバサン的イメージを持っています。だもので、引っ越し先や旅行先で神社を見かけると、「ちょいとご近所に越してきました。よろしくお願いします」「軒先をしば...
ほん怖

廃墟ビルで肝試し

ある4人グループで(男2女2)廃墟になったビルに肝試しに行こうってことになったんだ。その男2人はけっこうワルで有名だったらしいんだけど。そこはとにかく出る出るって噂の廃墟ビルなんだ。4人は中に入っておもしろおかしく荒してたりしてたみたいなん...