長崎県の怖い話じわ怖オススメ全話

長崎県S市

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べつに信じてもらわなくてもいいんですが
結構心霊には縁があります

長崎県S市出身なのですが、家の近くの崖の上に建っているビジネスホテルの
社員寮を見上げながら、小学生~中学時代登校していました。
ある日の夜、その寮の陰から焼け爛れた顔のおじさんやおばさんが
こっちをにらみつけているのに気づきました、数回見てしまい
怖いので親にも話したのですが、笑われて終わりでした。

高校生になり、少々冷静な判断も出来るようになると、あの頃は
思春期で、いろいろ不安定な面もあったのだろうなどと
大人ぶっていました。

ある日、その寮が火事を出し、2人の死者を出しました
寮は取り壊され、崖も機械で崩されたのですが
崖の中からコンクリートで固められた防空壕が出てきたのです

防空壕からは、頭巾をかぶった男女と思われる白骨が出てきました
大空襲で亡くなったあと、なぜかそのまま塗り固められたのですね
おじさん、おばさんはきっと出して欲しかったのでしょうね
人を2人も道連れにしてまで、なにか言いたい事でもあったのでしょうか?

でも、成仏はしてないようです。また見ちゃったんですよ、
その人たちを

ちなみに、この場所はS市(といえばわかりますよね)
の体育文化舘のすぐ横です
いまも削られた崖に、防空壕のあとが残ってます
お近くの方は逝って見ては?

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