ほん怖全話

夜にトイレにいった

この記事は約1分で読めます。

夜にトイレにいった。
洗面所で手をあらった。自分の前に大きな鏡があった。


自分の真後ろにも手を洗うところがありそこにも同じ大きさの
大きな鏡があった。合わせ鏡だ。
何百人という自分が同じ動作をする。


後ろを人が通った。その人も合わせ鏡に映っていった。
ただし手前から数枚目以降に。


僕は怖くて泣き出した。
しかし、彼が映り始めた手前から数枚目に映っている僕は笑っていた。

コメント