じわ怖

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追いかけてくる男の子

夕方、駅から家に帰る道を歩いてたら小さい男の子が笑いながらちかよってきて 「ねえ、どこいくの!!?」と聞いてきたので「家に帰るんだよ」と答えた 「ねえ彼女いるの?」と聞いてきた「いないよ」と答えた
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交換日記の女

しばらく前に金縛りを始めて体験したんだけど、その時に見た夢の話です。 この夢は2回見て、1回目はなにもなくて、2回目に金縛りに会いました。 1回目の夢の話。(目がさめるとか、あるけど全部夢の中の話です) 僕は実家にいて、部屋のクローゼットの中にレポート用紙のノートと、その上に小さい正方形の 赤い紙が上に乗ってるものがありました。そこに僕は夢の中で、毎晩眠る前に欠かさず日記を書いてました。
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どうかしました?

これは私が2年前の冬に体験した出来事です・・ 当時私は父の営む清掃業の手伝いをしていました。 ある夜父が私に 「あまり薦められないが、一緒に清掃
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同じ便、同じ時刻に起こった不思議な体験

昨年の8月12日、午後6時に羽田を発つ大阪行の日航便に乗った。520名が命を落としたあの御巣鷹山の事故からちょうど15年たった同じ時刻の同じ便である。 機内は満席で、誰もあの事故のことなど忘れているようだった。
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ロスの危険な地区での遭遇

とある会社員が出張でロスへやってきていた。 彼は久しぶりの休日にロスの街に出向く事にした。 ロスの街は相変わらず賑やかですんでいる田舎町とは違い活気にあふれていた。 車を走らせチャイニーズシアターからちょっと行った通りを右に曲がり目的のアクセサリーショップに行くはずだったのだが、どうも道を間違えたようだ。
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とあるベンチの女

とある公園のベンチに毎朝決まって1人の女が通りに背中を向ける形で座っていた。 女はどんな悪天候の日にも公園のベンチに座る事をかかさない。 雨が降っても傘もささず、レインコートもまとっていない。
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悪童Iの話

小学生の時の話 隣のクラスのおっちょこちょいの悪童Iは、授業中私たちのクラスの掃除用具入れのロッカーに忍び込み授業途中で「ワッ!」と飛び出し、クラス中を沸かせて走り去るというパフォーマンスを思いつき、次の授業で実行することを私を含めた数人に打ち明けた。
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露店のネックレス

今の彼女と付き合い始めたばかりの頃の話。 とある駅前で彼女と待ち合わせをしていたのだが、その日は時間より早く着いてしまった。 近くに喫煙所があったのでそこで煙草を吸っていると、すぐ近くで黒人男性が露店の準備をし始めた。 並べているのは、カラフルなビーズで作られたネックレスやブレスレット。 どれも鮮やかな原色が多用されており、大ぶりなビーズが多く使われた派手なものばかりだ。 退屈なので横目で品物を見ていると、その黒人が視線に気付いて声をかけてきた。
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アーちゃん

僕の町内には「アーちゃん」という人が住んでいた。 アーちゃんは年中、肌色の肌着と肌色のモモヒキを身に付け、パンクしてホイールの歪んだ自転車で町を走り回る、人畜無害の怪人だ。 年齢は僕が小学生のときで6、70歳くらい、試合後のボクサーみたいな顔をしている。 いつも酔っ払っているみたいな動きと口調。