ほん怖

熊本県の怖い話

漁師さんの迷信

海が近いせいか、漁師さんの迷信みたいな話を近所でよく聞かされた。 『入り盆、送り盆には漁をしてはいけない』とか、『海川に入ってはいけない』とか。
京都の怖い話

牛ヶ首

N県S村に牛ヶ首という場所があります。 私の祖母がその近郷出身です。小学生の頃に、その祖母から聞いた、牛ヶ首近辺であった昔々の話です。
長崎県の怖い話

橋の架け替え工事

Nさんは、鋼材関係の専門の現場作業員だ。 会社勤めではないが、 いろいろと資格を持っているせいで、 大手企業の下請けや手伝いをやっている。 人集めを任されることもあるが、そんな時、 親しい仲間を誘うのは極力避けるようにしている。 ある時、Nさんにその訳を聞いた。 すると、少し間をおいて、
京都の怖い話

ポケベル

昔付き合っていた彼氏の話。 当時高校生だった私は、 思春期にありがちな『情緒不安定』で、 夜中に一人で泣く事が多かった。 当時はまだ携帯なんて高嶺の花で、 ポケベルしかなかったんだけど、 夜中泣いてると、必ず『アイタイ』と彼氏からメッセージが。
京都の怖い話

うつむいた幽霊

心霊体験って全然なかったんだけど、 なぜか一体の幽霊だけ見えるようになってた時期がちょっとだけあった。 通勤路の途中にいたんだけど、
京都の怖い話

お狐さん

小学生の頃、 学校の畑を掘ったら、 土の中から陶器の狐が出てきた。 真っ白のかわらけで出来た狐のお面みたいなやつで、 他にもたくさん出て来て、 七福神やら打出の小槌やら縁起物のもあった。 小学生だから 「これはお宝だ! 」 と、気に入ったものを勝手に取って持ち帰った。 狐はひとつしかなかったが、 掘り起こした私自身が手放さなかったのと、 他の子が
大分の怖い話

別大国道のお地蔵さん

別大国道の仏崎のお地蔵さん付近をよく聞く。 車を運転していると、お地蔵さん付近から人影が飛び出てきて 道路を突っ切って別府湾に飛び込むらしい。 今はあそこは道路拡張後、幹線から外れたので、 そういうのを見るのは抑えられると思うが。
大分の怖い話

喘息キャンプ

私が中学の頃に体験した、マジで怖かった体験。 久々に思い出したので書いてみます。 中学の頃、夏に小中学生向けの喘息持ちの子だけが参加する、通称「喘息キャンプ」ってのに参加してたんだけど、そのキャンプ場ってのが大分の九重山にあって結構曰く付きだったりするところだった。 キャンプ自体は1週間で、そのうち2日はテントで寝る事になっていた。
大分の怖い話

掛け軸

私は子供のころ大分県のとある村に住んでいました。 大変な田舎で、 村の周りは山とうっそうとした森に囲まれていました。 村の前から続く林道をしばらく行くと、山に続く分かれ道があり、 そこをさらに登ってゆくと、山の頂上に小さな廃寺がありました。 ずいぶん傷んで不気味な寺なので、 好奇心旺盛な子供たちもあえてそこで遊ぼうとはしませんでした あるとき、友達何人かとその廃寺を探検することになりました。