じわ怖全話

金属のネジと巻貝の殻

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小学校の時、机を向かい合わせにして食べていた女の子。
何故かいつも身体のどこかしらに痣があった。
ある日、いつも通り給食を食べているとその子の顔色が悪い。
嫌いなものでもあるのかな、と思っていたら突然吐いた。
その嘔吐物の中に、何故か小さな金属のネジと、巻貝(田螺?)の
殻があった(特にネジは結構な量)。当然給食にはそんなものは入っていない。
クラス中が騒然とし、担任も狼狽していたのは物凄くよく覚えている。
結局まるで漫画のようにその子は直後に転校していったのだけれど、いったい
あれは何だったのか、今でも思い出すと妙な恐ろしさを感じる。

ちなみに転校したはずなのに、その後も近所の団地公園でよく見かけた。

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