短編

洒落怖

廃墟で

5~6年前ぐらいだが、住んでいた一家が自殺か?強盗で死んでしまって、その後、出ると○奈川で有名な廃墟?に友人と2人で見物に行きました。廃墟といっても、ただ誰も住んでいないだけの家屋で、まずは一階を玄関~リビング~台所の順番で見学して、実際に...
洒落怖

ホームの女

何年か前になるけど、駅で電車を降りて改札に向かう途中で女の人にぶつかった。女の人はそのままホームに向かって行った。そのまま、改札に向かおうとしたら足元に携帯が落ちてて、ちょっと蹴飛ばしてしまった。多分、さっきの女の人のだろうと思って、後を追...
洒落怖

電気がつかない

俺が住んでたアパートだけど。大学から帰ってきたら、照明は点くんだけどTVやコンポとかコンセントから電気をとってるのが点かなくて、不動産屋に電話したら、次の日に電気屋が見に来ることに。翌日朝早くに電気屋が来て、「ネズミがかじったかな?」って言...
洒落怖

回るレストラン

さっき弟に聞いた話。地元K県の海沿いの道路に、まわるレストランという名所があったんだけどその付近で5、6年前に女子高生が殺されて捨てられていた事件があった。これは有名な事件で俺も知っていた。弟はそのすぐあと位に友人達と夜中バイクでそこに行っ...
洒落怖

間違い電話

最近引っ越してから我が家に小さな子供の声で間違い電話が頻繁にかかる。「お父さんボクいまからそっちに行くから待っててね」と何度も言う。俺はお父さんじゃないよ、間違ってるよと言ってもわからないふう。あんまり何度もかかるのでお母さんは側にいないの...
じわ怖

生きてる人間を求める

親戚の法事やった時に、住職が言っていたのだが、霊、つまり亡くなった人も、生きている人しか見えないんだと。あの世に行ってしまっても、ちゃんとお参りしてあげないと寂しい、という事らしい。で、ちょっと住職に聞いてみた。良くある自殺の名所とかで沢山...
洒落怖

掃除のおじさん

中学生の時に聴いた、英語の若い先生が体験した話英語を教えていた女性教師が、数年前にアメリカに留学していた時の事、夜中(10時ぐらい?)に電話が鳴り、とると留学先の大学の友人からだった。「明日の学園祭の準備が終わらないから手伝ってくれない?」...
洒落怖

おともらち

部屋の入り口とか家の玄関先ってのは何かが来やすいのかな?ウチの子が二歳の時には玄関脇の部屋に時々「おともらち」が来たらしい。同じく二歳で入院した時には夕方になると病室の入り口に向かってニコニコしながらお手てフリフリ。もちろん誰もいない。六歳...
ほん怖

古い寺の鐘

古い寺の跡がある山に登った時の話。山道歩いてて、道端に仔猫のきれいな死骸を見つけたんだけど、夕暮れに下山するときにはもう内臓とかグチャグチャになってた。鳥や獣に食い荒らされたんだなぁと思い、手を合わせた途端に山上の寺の鐘がいきなりガンガンガ...