洒落怖

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古本屋

俺は昔、某有名な古本屋でバイトしていました。お客の家に行って古本を買い取る買取担当が主な仕事です。で、ある日一軒の買取の電話が店に入りました。そこは店からだいたい車で20分ほど南に行ったある一軒家で、俺は日にちを決めてそこへうかがう事になり...
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裏道

今から、3年ぐらい前の話になります。僕は内装工事関係の仕事をしているのですが、その会社の社長(と言っても若い)と僕と同僚の計4人で仕事が暇になると、よくスキーに行ってました。僕達の会社は名古屋の郊外にありまして、国道19号を北上するとスキー...
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襖の向こう

僕の親友の小学校時分の話。 今から二十年も前のある日。 両親が共働きだった彼は、学校から帰ると一人、居間でテレビを見ていた。 しばらくすると、玄関の引き戸が開く音がするので母親が帰ってきたと思った彼は、驚かせてやろうと 居間の入口の引違い襖のそばにしゃがみ、足音がよく聞こえるようにと襖に耳を押しつけて母親を待ちかまえた。
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ある地方の風習

小学生の頃、雑誌で読んだのですが、いまだに怖くて覚えている話です。 日本のどこかの地方の話。 そこでは、男性が結婚せずに若くして死んでしまった時、棺の中に名前をつけた花嫁人形を一緒に入れて、あの世で幸せな結婚生活を送れるようにと一緒に燃やすらしいのですね。
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どうして…

ある男が、ほんの遊びで付き合った女を孕ませてしまいました。 一応「責任をとって」結婚はしたのですが、もともとそんなに愛情を感じているわけでもなかったため、男はすぐに結婚生活が嫌になりました。
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韓国の怖い話

彼は病院で仕事してるんすけど 夜夜勤で働いてたらドアがトントンとノックされたとのこと 「はい?」 でも返事がない 自分以外にもまだ誰か残ってるのかななんて思いながら 無視してるとまたトントン 「誰ですか?」 また返事がない おいおいなんかの冗談かよ やめてくれよ.. (さすがに夜一人だったので)
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深夜の霊柩車

Kさんという若い女性が、両親そしておばあちゃんと一緒に住んでいました。 おばあちゃんはもともとはとても気だてのよい人だったらしいのですが、数年前から寝たきりになり、 だんだん偏屈になってしまい、介護をする母親に向かってねちねちと愚痴や嫌味をいうばかりでなく「あんたたちは私が早く死ねばいいと思っているんだろう」などと繰り返したりしたため、愛想がつかされて本当にそう思われるようになりました。
石川県の怖い話

青い浴衣の男

トラックの運転手をしている私の友人の体験談。 石川県の、とある高速道路を走行中、ひとつ前をはしっている乗用車の屋根に何か大きな物がはりついていました。
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裏S区

九州のある地域の話。 仮だが、S区という地域の山を越えた地域の、裏S区って呼ばれてる地域の話。 現在では裏とは言わずに、「新S区」って呼ばれてるが、じいちゃんばあちゃんは今でも裏S区と呼んでる。 まぁ、裏と言うのは良くない意味を含んでる。