全話

洒落怖

リゾートバイト

まずはじめに言っておくが、こいつは驚くほど長い。 そしてあろうことか、たいした話ではない。 死ぬほど暇なやつだけ読んでくれ。 忠告はしたので、はじめる。 これは俺が大学3年の時の話。
洒落怖

神谷のおばさん

俺が中学の時「神谷のおばさん」という有名人がいた。 同級生神谷君の母親なので「神谷のおばさん」な訳だが 近所は勿論、同じ中学の奴ほとんど神谷のおばさん知ってる位有名人。 見た目は普通のおばさんなんだけど、とにかく話を聞くのも話すのも上手い人で 地元じゃ有名なヤンキーすら「神谷のおばさんに怒られちゃしょうがない」って悪さ止めるくらい
洒落怖

猿夢

私は、夢をみていました。 昔から私は夢をみている時に、たまに自分は今、夢をみているんだと自覚する事がありました。この時もそうです。 何故か私は薄暗い無人駅に一人いました。 ずいぶん陰気臭いを夢だなぁと思いました。 すると急に駅に精気の無い男の人の声でアナウンスが流れました。
洒落怖

録音された謎の声

放送局にまつわる、怖い体験を。 俺は各地の都市に最近増えている、地域ラジオ局で仕事をしている。 これまで何社かに関わっているが、 10年前まで勤めていた局でのこと。 俺はいずれも技術を中心として、 番組制作から事務までをこなす役割だった。 (小規模な局なので常勤の従業員も3~4名しかいない)
洒落怖

禁忌の日

これは取引先の知人に聞いた話である。 彼の実家は東北の日本海側。 かなり過疎の進んだ集落なのだという。 それでも最近ではかなり便利になったのだという。 彼が幼い頃には、 電気や水道が整備されていない家もかなり存在しており、 車を持っている家も殆ど無かった。
新潟県の怖い話

立ち入り禁止の林道

叔父の仕事場にお邪魔した時の話。 新潟に母方の実家がある。 長期休暇があるときには、 母方の親戚一同がその家に集まる。 実家に住んでいる叔父は一人身で、 家から遠くはなれた山奥の養豚場に勤めている。
じわ怖

殺人犯の家

我が家で起きた洒落にならない話。 私がまだ実家で生活していた頃、 度々金縛りや怪奇現象に合っていました。 ある日の晩、 ベッドの上で本を読んでいたときでした。
じわ怖

おばさんの怖い話

俺の両親は仕事人間で、 あまり家にいなかった。 その代わり母の親友の女性が、 住み込みのベビーシッターとして 俺達兄弟の面倒を見てくれていた。 そのおばさんが、 家事の合間によく童話を語って聞かせてくれたんだが、 話し方とか本当に上手で、まるで役者のようだったんだ。
じわ怖

海水浴場

兄貴が大学生の時の話なんだけど、 サークルのメンバーと海に行ったんだって。 けっこう穴場なスポットで、 海岸と砂浜の境目みたいな場所だったんよ。 穴場っていっても一応海水浴場だし、 ライフセイバーももちろんいる。