全話

洒落怖

裏道

今から、3年ぐらい前の話になります。僕は内装工事関係の仕事をしているのですが、その会社の社長(と言っても若い)と僕と同僚の計4人で仕事が暇になると、よくスキーに行ってました。僕達の会社は名古屋の郊外にありまして、国道19号を北上するとスキー...
ほん怖

ビル警備のバイト

私がビル警備員のバイトをしていた時の話です。場所は都内のSデパートですが、当時でも既に一般的な設備は乏しく防火シャッターの開閉は勿論、エスカレーターやエレベーターの設定変更等も、中央管制で管理室から・・・という訳にはいかない処でした。 閉館...
ほん怖

学校の近くの倉庫

この体験は、私が小学生の4~5年生の時の出来事です。季節は秋から冬へ替わる時期でした(多分10月から11月にかけてかもしれない)。私の母校の近くに倉庫がありまして、その頃は学校の怪談やオカルトチックな話が好きな友人と一緒に「期末テストが終わ...
ほん怖

外階段

数年前、職場で体験した出来事です。 そのころ、ぼくの職場はトラブルつづきで、大変に荒れた雰囲気でした。普通では考えられない発注ミスや、工場での人身事故があいつぎ、クレーム処理に追われていました。朝出社して、夜中に退社するまで、電話に向かって...
じわ怖

うずくまるおばさん

十年ほど前の話です 姉が「ビデオを返してくる」と言ってウチを出ていったのは夕方の6時半ごろでした。季節は冬の始まりぐらいでもうだいぶ暗くなってきていました。 それから十分ほどたったでしょうか。 いきなり玄関の方で誰かが乱暴に扉を開けてはいってきました。
ほん怖

着物の女性

知り合いのおばあさんが体験した話。 そのおばあさんの家は旧家で、中庭があるらしいんですが、ある日なにげなく部屋から窓の外を眺めていたら、着物を着た女の人が立っているのに気が付いたそうです。
東京都の怖い話

すりガラスの女性

叔母さんが東京で友達とアパート暮らししてた時の話し。 友達と服飾を目指し勉強中だった叔母は、友達とも毎日帰宅が深夜だった。 今では、珍しくなった木造で外側にカンカンと音が出る鉄の階段がついて、叔母達は2階に住んでいた。
じわ怖

元看護婦寮

これはまだ私が日本に居た時の話なんで10年くらい前です。 もうすでにその寮は取り壊されているし、かなりの年月も経っているので文章にしてみました。 いまだに当時の細部まではっきりと覚えています。
ほん怖

いじめの仕返し

高校生の頃、俺のクラスにいつもいじめられているオタク風の根暗なデブ男がいた。 実を言うと俺もいじめていた1人だった。 そんなある日の昼休み。俺はあるプリントを5時限までにやらなくてはならず、昼食を食べる間も惜しんで書き進めていた。