じわ怖

じわ怖じわ怖

じわじわ来る怖い話

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アカジイサン

妖怪か・・・・ アカジイサンって知らねーかな 漢字で書くと垢爺さんだと思うんだが・・・ ただの老浮浪者みたいな感じだけどなんか違うんだよな 薄汚れた小豆色のスニーカー履いててマジで垢だらけだった アカジイサンは飛ぶんだよな
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山奥のキャンプ場

川の中州に作られたそこは、一時期のモノマニアックスなアウトドアブームの終了と、 ニュースでも報道された遭難事故の為に、既にさびれきっていたが、そこにテントを張った5人の男たちにはかえって好都合だった。 夜になると外には真の闇が広がり、音も川のせせらぎと、ときどきテントをささっとなでていく柳の枝の立てる音のみ。
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貰ったタンスに隠された秘密

友達と一緒に住んでいた事があった。 友達が、先輩から、タンスを貰った。元々はリサイクル屋で購入したものらしい。 そのタンスは、私の部屋に置かれた。 その後、よく、女性の髪の毛が床に落ちているのを見かけた。 私も友達も、自慢じゃないが女っ気なんてなかったので、なんとなく奇妙だなあ、とは 思ったけど、特に気にはしなかった。
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霊能者が恐怖を感じた会社

以前勤めていた会社が幽霊が出ることで有名だった。 夜昼おかまいなしに出まくる。かなり怖かったが、一番洒落にならないのは、お払いにきた霊能者が 会社の門のところまできて「もう、二度と来ない。」と言って帰ってった。
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飲み会の夜に起こった悲劇

会社の男性社員(50歳)が飲み会でベロベロに酔っ払ってしまったので同僚二人で家までタクシーで送っていった。奥さんが玄関先まで迎えに出て来て「もう電車もないし、あなたたちも泊まっていかれたらいかが?」という有難いお申し出を断って、またタクシー...
京都の怖い話

深夜の赤ちゃん

これ、2日前のことですけど、だれかその後のことを知ってません?霊とかじゃないけど。 僕は京都の某大学の研究生なんですね。 それで帰るのとか結構遅くなって、夜の1時ごろに学校を出ました。 僕は実家に住んでて、そこは京都でも下町というか、昔からある住宅地で、
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青い和服の子供

小学校低学年の頃、学校から帰ると叔父がいた。叔父は青ざめてて生気がなく、俺の顔を見ても「おかえり」としか言わない。叔父は関東の隅っこの山のふもとで嫁さんと二人暮らしのサラリーマン。小学生が帰っている時間に都内のうちにいるのはおかしい。子供心...
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工事現場の看板

これは俺が中学の時に通っていた塾の先生の体験談。 先生は売れる前のTOMCAT(北斗の拳の主題歌で有名)のメンバー。 その日はメンバーである友達にベースを渡す約束があり、車で向かっていた。 仕事明けで深夜十二時をとうに回っていた。
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赤い目をした人へ、赤い手をした人へ

これも小学校の時の話。 小学校の下校途中で、仲間と騒ぎながら信号待ちをしていると、1人が側溝のコンクリートの蓋の間に覗く100円玉を見つけた。 蓋はとても持ち上がらなかったが意地でも取りたくなって、四車線隔てた向こう側の下水溝から侵入を試みた。